債務整理と専門家
自分に合った法律家を選ぶコツがあります。「何に力を入れているのか? 専門性があるのか?」までならば、電話帳広告やインターネット検索などである程度までは察することは可能だと思います。あとは実際に会ってみることです。場合によっては、数人に会ってみましょう。そのときどのような点に気をつけて、相談に乗ってもらうのが良いのでしょうか? 相性の問題が基本的にありますが、せっかく会ったのですからそれだけではなく、そこからいろいろな面を判断されるといいかと思います。
それぞれの債務者の事情によって希望方法を選べない場合がありますから、司法書士・弁護士など専門家に相談のうえ、最もその状況に適した方法を選択しましょう。債務整理の方法には、「任意整理」「自己破産」「民事再生」「特定調停」があり、特に任意整理は、法的にその借金を整理するのではなく、裁判所を介在させずに債務者と債権者が「話し合い」で解決するため任意整理と呼んでいます。
個人再生は住宅ローンを除いた一般債権(借金)を3年間で返済する計画を立て、この計画案が裁判所に認められれば、残りの債務が「免除」になる手続です。定期的に、将来にわたって継続的な収入がある人なら利用できます。個人再生には、小規模個人再生と 給与所得者等再生 の2種類があります。いずれの手続も借金総額(住宅ローンを除く)が5000万円未満の場合に限り、利用できます。給与所得者個人再生を利用する場合は、定期的な収入がある事や収入変動の幅が少ない等の条件がつきます。パートやアルバイト、年金収入であっても、利用できる場合があります。自己破産は免責を受ければ借金がなくなりますが、個人再生は借金を圧縮した上で、支払いをしていきます。
しっかり解決できないことになるケースでは、このような傾向が法律家にあると思います。・「リスクは伝えない、良い事ばかり言う」〜上手くいかない可能性や、出来ないことは初めに教えてくれた方がいいですよね。・「すぐ受任したがる」「費用を相談者の経済的諸事情とは無関係に安くする」・今後どうしようとしているのかなどの「説明が不十分」・「細かいことは聞かない」〜初めての相談では無理でも、打合せを重ねながら全体を把握していかないようだと適切な解決や方針は見えてこないでしょう。・「高姿勢・横柄な人」かといって、単に"優しい先生"だけではいけないと思います。こと多重債務(債務整理)の相談であれば、相談者のためにならないことにもつながります。相談者のこれからを考え、悪い点や直さないといけない点がある場合は、指摘してくれる人であってほしいものです。仮に厳しい意見を言われても、自分を振り返るための材料とまずは受け取ってみてはいかがでしょう。